脳卒中に対するリハビリにより大きく効果がでるのは半年間といわれています。それ以降は、少しずつの改善はみられますが大幅な変化はあまり期待できないようです。つまり、脳卒中を発症してから、いかに早くリハビリを開始していくかで、その後に大きく影響してくるわけです。最初のうちは、筋力低下や関節拘縮もありませんが、日に日に関節拘縮や筋力低下が進んでいきます。一度低下した機能を戻すのは予想以上に大変です。ですから、まずは早期のリハビリ開始をしましょう。体の状態によってできるリハビリは変わってきます。筋力低下や拘縮が弱いうちからリハビリに取り組み、状態を維持していきましょう。リハビリを進めていく中で、立ち上がりや歩行などができるようにしていくわけですが、あまり無理をすると調子を崩したり、過労により転倒など思わぬ事故が起こりやすくなります。体の状態にあわせ、無理なくリハビリに取り組むというバランスを考えていくことが大切になります。
早期リハビリ
2012年4月20日できるリハビリをやっていこう
2012年4月9日脳卒中の後遺症によって片麻痺が起こり、寝たきりやベッドでの生活が中心になった方も少なからずお見えになることでしょう。麻痺は障害を受けた大脳と反対側に現れます。麻痺側の手足は思うように動かせないため、筋力低下、筋緊張、関節拘縮といったことがおこります。動かさない状態が続いていくと、それらは徐々に進んでいき、元の状態に戻すのがどんどん難しくなっていきます。それらを予防するため、また今の状態を維持するためには、リハビリを行うことはかかせません。拘縮や筋緊張が弱いうちからの早期リハビリが大切です。上肢だけでも肩の関節、肘の関節、手首の関節、指の関節があり、また筋肉も曲げる筋肉、伸ばす筋肉が数多くついています。筋肉をほぐし、筋緊張を和らげる、可動域を広げる、維持するために毎日動かしていくことが重要です。人によって体の状態に違いがあるかもしれませんが、できるリハビリは必ずあります。きちんとリハビリを続けていくようにしていきましょう。
拘縮が強い方への股関節のリハビリ方法
2012年1月25日脳卒中の後遺症によりベッドなどでの生活の方も少なくありません。そういった寝たきりの方の中には、膝が曲がり、股関節の拘縮が強く開きにくい方も見えます。関節は使わないとどんどん固くなっていき、一度固くなった関節を元に戻すことは非常に大変です。そうなる前の予防、また固くなった関節を柔らかくしていくことが大切です。ここで股関節の拘縮が強い方に行うリハビリの一つを紹介しましょう。まず、 患者様の両膝の間にクッションを挟みます。次にリハビリを行う方は、右手を本人様の右膝の内側へ、左手を本人様の左側の内側におきましょう。両手が体の前でクロスする形になると思います。最後は、両手で膝を押していき、少しずつ膝を広げていきます。この方法は、力が入りやすく、また力加減もしやすいので股関節のリハビリ方法としておすすめです。無理をするとよくありませんので、10回1セットとして一日1セットから初めていき、徐々に増やすようにしていきましょう。
効果的なリハビリとは
2011年11月28日脳卒中のリハビリとしては、機能回復・維持が主な目的となります。リハビリで効果を出すためには、毎日続けていくことが大切です。なぜなら、一度に長く多くのことを行うよりもリハビリの時間が短くても毎日行っていく方が効果があるからです。機能を早く回復させよう、今の状態を維持したという気持ちから焦ってしまうかもしれません。しかし、一度に多くのことを行ったり、長い時間リハビリをしても、体が持たず、体調を崩したりしてかえって逆効果になってしまうことが少なくありません。リハビリを積極的に行っていくことはとてもいいことなのですが、その頑張りが逆効果になってしまうのはもったいないことです。疲れが次の日に残らない程度で、無理なくリハビリをしていくことが一番効果的なのです。専門のリハビリスタッフはそのことを考慮してリハビリの計画を立てています。リハビリについてはしっかりと主治医やリハビリスタッフと相談をし、普段のリハビリ・自宅でのリハビリなどを行っていきましょう。
早期リハビリの大切さ
2011年11月1日脳卒中には、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、一過性脳虚血発作があります。中には、みなさんも耳にしたことのある病気があるかもしれませんね。一過性脳虚血発作を除いては、どれも処置が遅れれば、命の危険もあるものです。脳卒中は脳血管障害ともいわれ、脳に障害を受けることがあります。そのため助かった場合も、障害の起きた脳の機能障害、対側の片麻痺などが残る場合があります。これら病気は、前兆がほとんどなく、あったとしてもわかりづらいため、発症してしまうケースが少なくありません。もしも、脳に障害を受けてしまい、後遺症が残ってしまった場合は、リハビリを行っていくことが大切です。さきほどもいいましたが、後遺症としては片麻痺などがあります。麻痺により使わない筋肉・関節はどんどん機能を失っていきます。ですから、機能を落とさない、また改善していくためにもリハビリは重要なのです。通常脳梗塞の機能回復が期待できる期間としては6ヶ月と言われています。しかし、その後も持続的にリハビリを行っていくことで機能の回復は見込めることが分かっています。脳梗塞の場合に限りませんが、早期のリハビリが機能の回復、症状の改善に大きく関わります。積極的なリハビリをしていきましょう。
無理せず楽しく続ける
2011年9月6日脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、
一過性脳虚血発作があります。どれも脳血管に問題が起こった病気のため、「脳血管障害」ともいいます。脳は体の中枢で、とても大切な機関です。その脳に障害が出るのは、とても危険であることは誰でもわかることだと思います。脳に障害が起きた場合、障害が起きた脳が支配している機関に影響がでます。例えば、言語障害や片麻痺などです。言葉が上手くでなかったり、体が思うように動かなくなってしまうのです。しかし、これは、リハビリで改善できる症状です。リハビリを行うことで、歩行できるようになったり、会話ができるようになるなど機能の回復が期待できます。ただし、そのためにはリハビリを毎日行っていくことが重要になります。毎日毎日リハビリを行っていく中でしんどい思いや、つらいときもあるかもしれません。そんなときは、家族の方や友人がきっと支えになってくれることと思います。また、リハビリを続けていくコツは、楽しむことです。つらいと思うと本当につらくなってしまいます。無理をしないこと、そしてリハビリを楽しんで毎日少しずつ行っていきましょう。
片麻痺の下肢のリハビリ
2011年6月29日脳卒中の後遺症として顕著なものに身体の片側に麻痺が残る片麻痺というものがあります。片麻痺が強く残ると、日常生活を送る上で様々な点で不便さが現れます。ですから、なるべく早期にリハビリに取り組み、少しでも麻痺の症状の軽減を目指すことが、その後の生活の質を向上させるためにも必要なことです。片麻痺は、身体の片側全体に及ぶことがほとんどです。下肢の麻痺に関しては、歩行訓練が中心となることと思われます。麻痺の程度によりそのリハビリの方法は異なると思いますが、支えが必要であれば介助者、杖、歩行器、手すり等を上手く利用し、安全に一歩ずつ脚を進めることから始めると良いでしょう。下肢に関しては、座って出来るリハビリも多くあり、筋力の衰えを防ぐためにも一日に繰り返し何度か行えるリハビリを取り入れていくことが大切であると思われます。
東洋医学と後遺症
2011年5月17日脳梗塞後遺症として麻痺があります。この麻痺に対してリハビリや治療を行なっていくことが大切です。たまに東洋医学で麻痺が治癒できますか?という質問を耳にするときがあります。東洋医学、つまり「はり」や「おきゅう」の施術をすることで、麻痺の改善や拘縮改善を期待をされる方がいるわけです。。これは東洋医学の神秘的な力に対する期待の大きさからくるものかもしれません。ただ、結論からお話しますと、はりやお灸の治療をしたからといって麻痺や拘縮が治ることはありません。このはり治療やきゅう治療の効果としては、西洋医学的に言えば、血流の改善・疼痛緩和になります。痛みのある部位や、血行が悪いところにはりやお灸をすることで、それらを和らげる効果があるということです。疼痛や、よくわからない痺れなどがあり、リハビリの妨げとなる場合などに、これらの東洋医学をすることで、疼痛緩和や血流の改善をはかりリハビリを円滑に進めるためにもいいと思います。これら東洋医学は、痛みや痺れを改善し、リハビリの効果をあげるという点においては脳梗塞後遺症の改善に効果があるといえるのでしょうね。
血流の改善
2011年4月30日脳梗塞の後遺症として片麻痺と呼ばれる半身に麻痺が起こるものが有名です。皆さんの中には、知ってみえる方も知らない方もいると思います。障害を受けた大脳と対側の手足に麻痺が起こり、筋肉の緊張や関節の拘縮が進んでいきます。ただし、これらはリハビリを行うことによって改善・予防ができます。しかし、それらの症状とは別に発症後から極度に麻痺側の手 足が冷えてくるそうです。冬の季節など寒さの厳しい時期に限らず、夏の暑い季節でも麻痺側の手足は冷たくて寝れない時もあるそうですよ。このとき健側の手はなんともないようです。この冷えに対しては、血流の改善をすることが大切です。血液は体に栄養を送っていると同時に熱も全身へ運んでいます。ですから、冷えの症状を改善するには血流を改善することが必要なんです。片麻痺のある方や家族の方はなるべく麻痺側を冷やさない・温めるようにしましょう。ただし、温めることばかり考え電気のコタツなどで温めて寝ると、火傷をする可能性があります。危険ですのでさけましょう。手や足先の冷えの対処方法としては「体を温める」 のがいいでしょう。「何で手・足なのに?」と思われるかもしれませんが、熱は血液をかいして全身に伝わるからなんです。麻痺側の手だけを温めることも大切ですが、体全体を温めてあげることで、血液が麻痺側にもいきやすくなります。全身を温める方法としては、お風呂や温泉がいいでしょう。ぜひ家族の方といってみてください。
脳卒中と浮腫
2011年4月22日脳梗塞の後遺症のある方の中には、むくみを訴えられる方も多く見えます。浮腫み方は様々で、見た目にもわかるくらいの方もいれば、一見それほどむくんでいるようには見えなくても本人はむくみを強く感じている方という場合もあります。どうしても麻痺になり、筋肉が動かしにくくなるのでむくみやすくなりますが、介護者や家族の方ができることとしては、心臓に向けてのマッサージや、下肢の他動的、少しでも動かせる方は自動的運動をしてもらったりすることです。家での浮腫に対するケア方法としては、足を高あげてねてもらう、温めてもらう、車いすなどで長時間の座位は避けてもらうなどがあります。弾性ストッキングなども下肢浮腫に対して効果があるようですよ。片麻痺で手指のむくみが強く手が握りにくいとおっしゃってみえた方は弾性包帯をまいたところ、以前よりむくみ感が減り、だいぶん握れてきているという結果もあります。筋肉を動かさないことで起こる浮腫だけだなく、薬の副作用や、心臓、腎臓からくるむくみもありますので、そのあたりは注意していく必要があります。浮腫がある場合は、医師と相談・検査をしてから浮腫を軽減するリハビリを行ってみてください。