脳卒中のリハビリとしては、機能回復・維持が主な目的となります。リハビリで効果を出すためには、毎日続けていくことが大切です。なぜなら、一度に長く多くのことを行うよりもリハビリの時間が短くても毎日行っていく方が効果があるからです。機能を早く回復させよう、今の状態を維持したという気持ちから焦ってしまうかもしれません。しかし、一度に多くのことを行ったり、長い時間リハビリをしても、体が持たず、体調を崩したりしてかえって逆効果になってしまうことが少なくありません。リハビリを積極的に行っていくことはとてもいいことなのですが、その頑張りが逆効果になってしまうのはもったいないことです。疲れが次の日に残らない程度で、無理なくリハビリをしていくことが一番効果的なのです。専門のリハビリスタッフはそのことを考慮してリハビリの計画を立てています。リハビリについてはしっかりと主治医やリハビリスタッフと相談をし、普段のリハビリ・自宅でのリハビリなどを行っていきましょう。
効果的なリハビリとは
2011年11月28日早期リハビリの大切さ
2011年11月1日脳卒中には、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、一過性脳虚血発作があります。中には、みなさんも耳にしたことのある病気があるかもしれませんね。一過性脳虚血発作を除いては、どれも処置が遅れれば、命の危険もあるものです。脳卒中は脳血管障害ともいわれ、脳に障害を受けることがあります。そのため助かった場合も、障害の起きた脳の機能障害、対側の片麻痺などが残る場合があります。これら病気は、前兆がほとんどなく、あったとしてもわかりづらいため、発症してしまうケースが少なくありません。もしも、脳に障害を受けてしまい、後遺症が残ってしまった場合は、リハビリを行っていくことが大切です。さきほどもいいましたが、後遺症としては片麻痺などがあります。麻痺により使わない筋肉・関節はどんどん機能を失っていきます。ですから、機能を落とさない、また改善していくためにもリハビリは重要なのです。通常脳梗塞の機能回復が期待できる期間としては6ヶ月と言われています。しかし、その後も持続的にリハビリを行っていくことで機能の回復は見込めることが分かっています。脳梗塞の場合に限りませんが、早期のリハビリが機能の回復、症状の改善に大きく関わります。積極的なリハビリをしていきましょう。
無理せず楽しく続ける
2011年9月6日脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、
一過性脳虚血発作があります。どれも脳血管に問題が起こった病気のため、「脳血管障害」ともいいます。脳は体の中枢で、とても大切な機関です。その脳に障害が出るのは、とても危険であることは誰でもわかることだと思います。脳に障害が起きた場合、障害が起きた脳が支配している機関に影響がでます。例えば、言語障害や片麻痺などです。言葉が上手くでなかったり、体が思うように動かなくなってしまうのです。しかし、これは、リハビリで改善できる症状です。リハビリを行うことで、歩行できるようになったり、会話ができるようになるなど機能の回復が期待できます。ただし、そのためにはリハビリを毎日行っていくことが重要になります。毎日毎日リハビリを行っていく中でしんどい思いや、つらいときもあるかもしれません。そんなときは、家族の方や友人がきっと支えになってくれることと思います。また、リハビリを続けていくコツは、楽しむことです。つらいと思うと本当につらくなってしまいます。無理をしないこと、そしてリハビリを楽しんで毎日少しずつ行っていきましょう。
片麻痺の下肢のリハビリ
2011年6月29日脳卒中の後遺症として顕著なものに身体の片側に麻痺が残る片麻痺というものがあります。片麻痺が強く残ると、日常生活を送る上で様々な点で不便さが現れます。ですから、なるべく早期にリハビリに取り組み、少しでも麻痺の症状の軽減を目指すことが、その後の生活の質を向上させるためにも必要なことです。片麻痺は、身体の片側全体に及ぶことがほとんどです。下肢の麻痺に関しては、歩行訓練が中心となることと思われます。麻痺の程度によりそのリハビリの方法は異なると思いますが、支えが必要であれば介助者、杖、歩行器、手すり等を上手く利用し、安全に一歩ずつ脚を進めることから始めると良いでしょう。下肢に関しては、座って出来るリハビリも多くあり、筋力の衰えを防ぐためにも一日に繰り返し何度か行えるリハビリを取り入れていくことが大切であると思われます。
東洋医学と後遺症
2011年5月17日脳梗塞後遺症として麻痺があります。この麻痺に対してリハビリや治療を行なっていくことが大切です。たまに東洋医学で麻痺が治癒できますか?という質問を耳にするときがあります。東洋医学、つまり「はり」や「おきゅう」の施術をすることで、麻痺の改善や拘縮改善を期待をされる方がいるわけです。。これは東洋医学の神秘的な力に対する期待の大きさからくるものかもしれません。ただ、結論からお話しますと、はりやお灸の治療をしたからといって麻痺や拘縮が治ることはありません。このはり治療やきゅう治療の効果としては、西洋医学的に言えば、血流の改善・疼痛緩和になります。痛みのある部位や、血行が悪いところにはりやお灸をすることで、それらを和らげる効果があるということです。疼痛や、よくわからない痺れなどがあり、リハビリの妨げとなる場合などに、これらの東洋医学をすることで、疼痛緩和や血流の改善をはかりリハビリを円滑に進めるためにもいいと思います。これら東洋医学は、痛みや痺れを改善し、リハビリの効果をあげるという点においては脳梗塞後遺症の改善に効果があるといえるのでしょうね。
血流の改善
2011年4月30日脳梗塞の後遺症として片麻痺と呼ばれる半身に麻痺が起こるものが有名です。皆さんの中には、知ってみえる方も知らない方もいると思います。障害を受けた大脳と対側の手足に麻痺が起こり、筋肉の緊張や関節の拘縮が進んでいきます。ただし、これらはリハビリを行うことによって改善・予防ができます。しかし、それらの症状とは別に発症後から極度に麻痺側の手 足が冷えてくるそうです。冬の季節など寒さの厳しい時期に限らず、夏の暑い季節でも麻痺側の手足は冷たくて寝れない時もあるそうですよ。このとき健側の手はなんともないようです。この冷えに対しては、血流の改善をすることが大切です。血液は体に栄養を送っていると同時に熱も全身へ運んでいます。ですから、冷えの症状を改善するには血流を改善することが必要なんです。片麻痺のある方や家族の方はなるべく麻痺側を冷やさない・温めるようにしましょう。ただし、温めることばかり考え電気のコタツなどで温めて寝ると、火傷をする可能性があります。危険ですのでさけましょう。手や足先の冷えの対処方法としては「体を温める」 のがいいでしょう。「何で手・足なのに?」と思われるかもしれませんが、熱は血液をかいして全身に伝わるからなんです。麻痺側の手だけを温めることも大切ですが、体全体を温めてあげることで、血液が麻痺側にもいきやすくなります。全身を温める方法としては、お風呂や温泉がいいでしょう。ぜひ家族の方といってみてください。
脳卒中と浮腫
2011年4月22日脳梗塞の後遺症のある方の中には、むくみを訴えられる方も多く見えます。浮腫み方は様々で、見た目にもわかるくらいの方もいれば、一見それほどむくんでいるようには見えなくても本人はむくみを強く感じている方という場合もあります。どうしても麻痺になり、筋肉が動かしにくくなるのでむくみやすくなりますが、介護者や家族の方ができることとしては、心臓に向けてのマッサージや、下肢の他動的、少しでも動かせる方は自動的運動をしてもらったりすることです。家での浮腫に対するケア方法としては、足を高あげてねてもらう、温めてもらう、車いすなどで長時間の座位は避けてもらうなどがあります。弾性ストッキングなども下肢浮腫に対して効果があるようですよ。片麻痺で手指のむくみが強く手が握りにくいとおっしゃってみえた方は弾性包帯をまいたところ、以前よりむくみ感が減り、だいぶん握れてきているという結果もあります。筋肉を動かさないことで起こる浮腫だけだなく、薬の副作用や、心臓、腎臓からくるむくみもありますので、そのあたりは注意していく必要があります。浮腫がある場合は、医師と相談・検査をしてから浮腫を軽減するリハビリを行ってみてください。
嚥下障害のリハビリ
2011年4月15日みなさん嚥下障害という言葉をご存知でしょうか?この嚥下障害は脳卒中の後遺症の一つでもあります。嚥下障害とは、飲み込み障害のことをいいます。食べ物をスムーズに飲み込むことが出来なくなってしまうのです。飲み込みが上手くできないと口に入れた水や食べ物があやまって気管に入ってしまう誤嚥が起こり、それによって肺炎(誤嚥性肺炎)になってしまう危険性もあります。そうならないためにはどのような予防方法があるのでしょうか?予防の一つに食前の顔のマッサージや体操を行うといいとされています。口の周囲の筋肉を軟らかくしておくことで嚥下がスムーズに行えるようになるからです。口角を上げるようにしながらやさしく顔のマッサージをしましょう。簡単なことですので、これだけで本当に嚥下が改善されるのかと不安に思う方も見えるかもしれませんが、とても有効な方法です。また、こういったことは、毎日続けていくことが大切になります。ご縁を防ぐためにも顔のマッサージを食事の前に取り入れていきましょう。
注目のリハビリ
2011年3月9日脳卒中の後遺症として体に運動機能に障害を受けることがあります。こういった運動障害に対していいリハビリ方法はないのでしょうか?そんな方々のために今回は認知運動療法を紹介したいと思います。リハビリといえば、歩行訓練や起き上がりなどの動作の反復練習、筋力トレーニングなどが思い浮かぶと思います。しかし、10年ほど前から、従来のリハビリとは違う発想で、脳に働きかける「認知運動療法」が注目されるようになってきました。このリハビリは、どういった感じで進めていくのでしょうか。この認知運動療法とは、学習と同じように、認知の過程にそって学習することによって、運動能力を高めるというものです。例えば、学校で先生が問題をだすと、生徒はあたまで考え解答し、正解をきいてそうだったのかときづくと思います。このリハビリも繰り返しによって、学習を高めていくことに良く似ています。理学療法士のだした課題について、患者さんは体を使って考えます。この運動療法は、患者がなにを感じ、どう考えているかがわかります。具体的な例として、例えば目を閉じ、不安定な板の上に理学療法士の力を借りて麻痺した側の脚をのせ、水平を保ってみる。ここで目を閉じるのは、視覚にたよらないためです。今どちらに傾きましたか?とたずねると患者は板に触れた感じや関節の動きなどから、今こんなふうに動いたから、かかとのほうがかたむいたなどと、答えたりします。そして目を開けさせ実際の状況を確認しなぜそうなったかを理学療法士が指摘してあげるのです。今は、こういったリハビリの方法もあるようですので、興味のある方は一度調べてみてはいかがでしょうか?
手の麻痺に対するリハビリ
2011年1月20日脳卒中とは脳の血管障害です。脳には右脳と左脳がありますが、障害を受ける部分によって、体の運動機能が低下していたり、片麻痺が残ったりと様々な症状が起こります。もし、左側の脳に障害が起きた場合は、右側の手足に麻痺が起こるといった感じです。こういった麻痺が起こると患側の手や足の可動域が落ちてしまったり、筋力低下などがあり動きかしにくくなります。麻痺に対してリハビリを行うことは大切です。しかし、どんなことをすればいいのかわからないという方や一人でやるのは不安に思われる方が多いようです。そんな方へお勧めする簡単な手のリハビリがあります。それは、スマイリーボールというボールを使ったリハビリです。このボールはちょうどいい硬さで、イボイボがついているのが特徴のボールです。方法としては、このボールをにぎにぎと握ってもらうだけです。手は脳と関与していることがわかってきたので、手を刺激すると脳の刺激にもなるようですよ。簡単に行えるリハビリですので、暇な時間にニギニギと握ってもらうだけで十分な効果が期待できます。インターネットなどにも詳しい情報が載っているようですし、注文もできるので是非実践してみてはいかがでしょうか?